FX・仮想通貨・株の借金は自己破産できる?投資失敗の解決法3選

「海外FXでハイレバ取引をしてしまい、一瞬で資金が溶けた」「仮想通貨(暗号資産)が暴落して、追証を払うために借金をしてしまった」「株の信用取引で失敗し、取り戻そうとして泥沼にはまった」

投資による借金は、額が大きく、短期間で膨れ上がる特徴があります。

「投資はギャンブルと同じだから、自己破産できないのでは?」と不安に思う方も多いですが、結論から言うと解決は可能です。

自己破産以外にも、あなたの職業や収入に合わせて「家を守る」「家族に内緒にする」といった解決策を選べる場合があります。

1. 投資(FX・株)の借金を解決する3つの選択肢

投資をされる方は、比較的収入が安定している(公務員や会社員)ケースも多く、必ずしも「自己破産」だけが正解とは限りません。


手続き 投資失敗でのメリット
任意整理 家族や職場に最もバレにくい。高収入な方なら、破産せず完済を目指せる。
個人再生 持ち家を守れる。借金を大幅に減額できる(免責不許可のリスクなし)。
自己破産 借金をゼロにする。投資(射幸行為)でも裁量免責で解決可能。

選択肢①:誰にもバレずに解決したいなら「任意整理」

「借金は数百万あるが、定職があり収入もそれなりにある」「妻(夫)には絶対に知られたくない」

そのような方に選ばれているのが「任意整理」です。

裁判所を通さず、弁護士が業者と交渉して「将来の利息」をカットします。

投資借金での強み

  • 裁判所を使わないため、借金の理由(ハイレバ取引など)を追及されません。
  • 官報に載らないため、誰にも知られずに処理できます。

選択肢②:持ち家を守りたいなら「個人再生」

「借金額が大きく(500万以上など)、任意整理では毎月の返済が追いつかない」「でも、マイホームだけは手放したくない」

そのような場合は「個人再生」が適しています。

借金を最大1/5〜1/10に圧縮する手続きです。

投資借金での強み

  • 免責不許可事由がない: 法律上、借金の理由は問われません。「投資だから失敗するかも」というリスクがありません。
  • 資産維持: 住宅ローン特則を使えば、家を守りながら借金を整理できます。

選択肢③:返済不能なら「自己破産」

「レバレッジで数千万円の借金を負ってしまった」「もう返すあてがない」

そのような場合は、「自己破産」でリセットすることを目指します。

Q
投資は「免責不許可」ですか?
A

はい、原則はそうです。しかし「裁量免責」があります。

FX、仮想通貨、先物取引などは、法律上の「射幸行為(しゃこうこうい)」にあたり、免責不許可事由(借金を消せない理由)とされています。

しかし、実務上は「裁量免責」といって、反省して手続きに協力することで、ほとんどのケースで免責が許可されています。

ただし、「管財事件(調査が入る手続き)」になるため、詳細に事情を聞かれたり、反省文の提出を求められるなど、慎重に判断されることになります。

「裁量免責」の詳しい条件を知りたい方へ

どのようなケースなら認められるか、法律的な条件や注意点については、以下の記事で詳しく解説しています。

2. 投資による借金特有の注意点

投資で借金を作った場合、以下の点に注意が必要です。

管財事件になりやすい

一般的な浪費よりも動く金額が大きいため、裁判所が「破産管財人」を選任して詳しく調査する「管財事件」になる可能性が高いです。その場合、予納金(約20万円〜)が必要になります。

費用の詳細:自己破産の費用はいくら?弁護士費用の相場と「予納金」の仕組み

退職金や資産の扱い

公務員や会社員の方で退職金見込額が大きい場合、それが資産とみなされることがあります。

詳細はこちら:公務員の債務整理|職場にバレずに解決できる?共済貸付や退職金の扱い

まとめ:泥沼化する前に相談を

投資の失敗は、「あと少しで取り戻せる」という心理から、借入限度額いっぱいまで繰り返してしまうケースが後を絶ちません。しかし、借金で投資を取り戻すことは不可能です。

当事務所では、FXや仮想通貨による多額の債務整理についても豊富な実績があります。「家族に言えない」「金額が大きすぎる」と一人で抱え込まず、まずは無料相談で解決の糸口を見つけましょう。

keyboard_arrow_up

0934823680 問い合わせバナー 無料相談について